はじめに
百貨店等販売時における勤務心得です。
どんなときも「カフェミナージュ講師」らしく、誇らしく、クオリティ高い商品をご説明、販売するだけでなく人間性、ご自身の人柄、魅力を売ってください。
そしてファンを増やしてください。
目先の売り上げも大切ですがそこばかりにとらわれず、どうかその先のご縁や未来に目を向けてください。
丁寧に愛着を持って製作した作品が輝かしい百貨店に置かれていること、購入いただけることに感謝して楽しみながら勤務してください。
そしてなによりマナーが大切です。印象が大切です。
一般常識ではありますが今一度しっかりと3回はお目通しいただき、心に留めて勤務のほどよろ
しくお願いいたします。
服装
- 清潔感第一に。清楚な印象を心がけてください。
- 髪は美しく整えてられていますか?奇抜な髪型、カラーはされていませんか?
- 近寄りがたい雰囲気より親しみやすい雰囲気でメイクは華美すぎず、地味すぎず、周りと比べ浮いていませんか?
- 爪はキレイに整えられていますか?
- 服装はラフすぎていませんか?よれやシワの目立つ服ではありませんか?
- だらしない恰好はしていませんか?
- 靴は汚れていませんか?つま先、かかとは擦り切れていませんか?
頭の先から足のつま先まで鏡を見て今一度確認して勤務に挑みましょう。
また、違和感がないか、不快な印象を与えないか周りの人に見てもらい確認しましょう。
挨拶
- 心地よい人間関係はまず挨拶から。
お客さまに対しても、百貨店に勤務されている方に対してもどんなときも「おはようございます」「ありがとうございます」「ありがとうございました」「失礼いたしました」「申し訳ございません」「お手数おかけいたします」「どうぞよろしくお願いいたします」「おつかれさまでした」「お先に失礼いたします」
相手からではなく自分から挨拶しましょう。
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- 休憩時や売り場を離れるとき、必ず周りにお声がけください。
あれ、あの方どこへ行った?などのないよう同じ売り場に立つ相手、周りの売り場に気を配ってください。
勤務
- 勤務時間は守ること。
- 朝礼のある日で朝礼に出る必要のある出店は必ずそれまでに入ること
- 電車遅延など特別な場合を除き遅刻は厳禁です
- やむを得ず遅刻の場合は必ずしかるべき所へ連絡をしてください
- 出勤、退勤時の出入りは(特に許可がない限り)必ず従業員口より出入りしてください
- 開店時と閉店時はお店前に立ちお客さまをお迎え、お見送りしましょう(百貨店によっては音楽がとまるまで)。そのあと一礼します。
- お客さまが入りやすいよう立ち位置にも注意をはらってください。
- 奥まで入りづらい雰囲気になっていないか考慮しましょう。
- 無駄話はしない、大きな声で話さない。
※ 周りのお店、お客さまは聞いています。他の百貨店の話や内部事情、話す内容にも細心の注意を払ってください。
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- 勤務時だけでなく搬入搬出時バッグヤードにいるときも壁の向こうにはお客さまがいらっしゃいます。
- スマホは触らない。
- 陳列写真を撮るときや、ワーク風景を撮るときなど周りに配慮し、可能な場合のみスマホを使用してください。
- メンバーへの連絡やその他必要な場合をのぞき、スマホをずっと触っていることのないようにしてください。
- 個人情報は聞かない。
- 百貨店では配送時の伝票など個人情報記載のものは誰にも見えないボックスに入れるなどルールがあります。事前に確認、またはお聞きする必要がでた場合は社員の方に指示を仰いでください。
- オーダーなども個人情報はお聞きせず、出店期間内にご用意して取りに来ていただく形か、こちらのOfficialLINEやメールなどをお伝えしてお問い合わせいただく形にしましょう。
- どこで買えますか?の質問に「100円ショップ」は決して言わない。
(例)ミニコロコロの詰め替えはホームセンターや無印良品などで購入できます。
商品
- 「ブレードのほつれ」、「生地の浮き」、「汚れ」、「取れる」、「外れる」ことのないようにクオリティには細心の注意を払ってください。
- 一度四方八方写真を撮ってチェックしてみてください。実際に目で見るよりも粗がみえることがあります。
- 同じ出店者同士チェックしあってください。カフェミナージュクオリティを維持しようという一人一人の意識が信頼につながります。
指摘すること、されることは「悪意」ととらえず「熱意」です。
お互いの学びの場と真摯に受け止めてください。
- 100円ショップのもの、土台がわかるものは極力さけてください。
- 百貨店の催事によってはラッピング包装していただけない場合があります。
- 各商品のサイズにあわせたOPP袋など各自用意しておきましょう。
- HappyBirthdayシールやプレゼントシール、リボンの用意もしておいてください。
- 「カフェミナージュ®商品お取扱いについて」の注意書きを必ず同封ください(規約とガイドライン参照)。
- 百貨店に問い合わせがいかないよう、自サロンの連絡先(電話番号かメールアドレス)は必ず添付してください。
- 紐付きの商品タグ(自サロン連絡先、注意書きQRコードのあるもの)があるとそちらに値札シールも貼れるので便利です(規約とガイドライン参照)。
- 規約とガイドラインにもありますが「キャラクターなどの商用利用不可の生地を用いての作品販売、ブランドロゴを利用しての販売はしないでください。商標法違反となります。
- またSNSでも#〇〇風 などのブランド風をつけるのもおやめください。
ディスプレイ
- 高低差をつけ、見やすく品よく並べましょう。
- 品名の札を立て、何をするものかの説明書きもあるとお客さまによく伝わります(お財布のベッドやバッグチャームなど用途が分からないお客さま用に。またmade in JapanやリントンTWEEDの表示も有効的です)。
- 金額も分かるよう価格表示の札もある方が親切です(高級に見えるゴールド系など)。
- カフェミナージュのロゴクロス、ミニ旗、ロゴパネル、カフェミナージュとはの説明パネルもご用意があります。ご活用ください。
- 万引き補償はありません。通路側、取りやすい場所、など万引きしづらい陳列も意識しましょう。
売上管理・販売
- 基本値札ははがせるシールに「(CafeMinage)+サロン名+金額」記載します。
「上段 税込¥〇〇〇〇 下段 本体価格¥〇〇〇〇」または
「税込¥〇〇〇〇(本体価格¥〇〇〇〇)」と記載。
- 百貨店ではロイヤリティーが引かれて入金されます。損のないよう「定価×掛け率-原価=利益」を考え適正価格をつけましょう。
- 売れたら、売上シール台帳に日付ごとに貼って管理します(日ごとに集計も)。
- 百貨店へ何を納品したかの納品書として「商品管理台帳」(商品名・生地種類・金額)記載しておきます。
- 売れたら日付とどんな方が購入されたか、記載欄を設けておくと今後の傾向対策に役立ちます。
- レジは集中レジでうたなくていい場合と自分でレジ打ちする場合があります。研修を受ける、あるいは説明を聞きおこなってください。
- ポイントがつくつかない、優待ありなし、など確認事項は百貨店の指示に従ってお客さまに説明してください。
- お金の受け渡しは必ずカルトン(トレイ)をご使用ください。
- カルトンに商品は乗せません。
- 商品を扱うときは(できれば手袋をして)大切に丁寧にお取扱いください。お客さまに商品への愛が伝わります。
- カード払いでサインが必要な場合は百貨店にある「伝票ホルダー」に挟み、サインをいただいたあと速やかに百貨店レジへ返却ください。
- 何点お買い上げか、複数ある場合お客さまと確認の上一緒に紙袋へ入れてください(トラブル防止)。
その他
- 売れない、すごく売れた、などを他所にもらすこと、売り上げの情報を他所にもらすことはおやめください。百貨店全体の売上金額など知り得た情報のお取扱いには十分ご注意ください。